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まちのゼミナールVol.1の続き

まちのゼミナールVol.1の続き 株式会社オガール代表取締役 岡崎正信さんのレクチャー

・資産のある市民が自ら事業をつくり、事業を通じ得た利益を再投資する。民間がまちづくりを担っていく時代になった。

・公(パブリック)とは何か。 これまでは、官=公であったが、人口減少時代においては、民も公を担う。官と民の交わるのりしろが公(パブリック)である。

・官の方が情報量が少ない「情報の非対称性」が起きている。

・成功する公民連携は、官が提案する従来の指定管理のような業務委託でなく、民が提案したものを官が決定するものである。

・民間の役割は、行政に依存しない「稼ぐ力」を養い、行政の役割は民間の利益をいかに手助けをするかである。

・まちづくりは不動産の問題。

・まずは、消費活動を目的といない集客をめざす。

・動機のない事業はうまくいかない。

・低層で高密度な街を造るべき。

・マーケットが少なく、だれもやったことがないことをやる。レッドオーシャンに飛び込まない。

・まちづくりの失敗の本質は、需要から考えるといった逆算からの積み上げで考えずに、なれ合いや過信・思い込みによって頼るべき相手や自らの役割を見誤ったことにある。

以下、私の感想。

三方良しのパブリックマインドを持ったプレイヤーを増やすことがまちづくりのカギだと感じました。 今回は函館市の職員の方も多く参加されていました わが町は。。。情報は流したのですが。。。

不動産の価値を維持できているかが、まちづくりのひとつの指標となり、不動産価値が下がり続けているというのは、まちのステークホルダーが再投資していないという事ですよね。

わが町の某駅前商業施設が閑散としている原因は、まさに需要から逆算を行わずに、新幹線の終着駅だからこれくらいは集客するだろうという、思い込みや過信であり、成功事例からプロセスを学ぶことせずに、結果だけを劣化コピーしたことにあると思いました。改めてではありますが。

行政が基本計画したのち、資金やノウハウを提供する民間業者を入札で決定するPFIでなくて、情報の非対称性を認識し、計画段階から民間と連携を図る、PPPが広がりつつあることが理解できました。

そういった点からすると、テコ入れで部長級の職員を派遣する旧態依然の対策ではなく、再生計画をPPPで行うことが活性化の早道なのではないでしょうか。少し言い過ぎました。

今回学んだことを、わが町の現状に置き換えながら、還元できることを整理していきたいと思います。

今回このような機会を与えていただきました。 公立はこだて未来大学 田柳先生 北海道教育大学函館校 池ノ上先生、古地先生 株式会社オガール代表取締役 岡崎正信さん 本当にありがとうございます。 ゼミの2回目、3回目を非常に楽しみにしております。


 
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